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Kobe Studio Seminar for Mathematics

ワークショップ: 数理物理と幾何学の周辺で

日時:
2014/09/20 (〜 09/21)
会場:
開催場所: 神戸大学大学院人間発達環境学研究科(六甲台地区の鶴甲第2キャンパス)
部屋:
A739
ワークショップ世話人:
Yusuke Kiriu (Studio Phones)
備考:
本ワークショップは,議論を深めるため,事前に調整させて頂いた方を中心に開催します。関係する研究分野の方でご興味を持たれた方は,お手数ですが,窓口担当の世話人: 長坂耕作までご連絡をお願い致します。

9月19日は,プレワークショップのため,会場が異なります。神戸大学ではなく,「Studio Phones Room:301B」となりますのでご注意ください。

時間:
09/19 15:00-, 09/20 09:30-10:30, 10:40-11:10
Discussion:
物理や数学に関係していると言われるCGにおける様々なアルゴリズムに関して,会合参加者の視点で,その詳細を追ってみたいと思います。
Moderator:
Yusuke Kiriu (Studio Phones)
備考:

会合参加者で,数学とCGの関係から数学に活かせるものは無いかを目的に,数学的な視点から見たCGに関するディスカッションを行います。詳細は,Kobe Studio Seminar for studies with Rendermanのページをご覧下さい。

時間:
09/20 11:20-12:20
タイトル:
Gelfand-Cetlin系とLagrange交差版Floer理論
登壇者:
Yuichi Nohara (Kagawa University)
概要:

Gelfand-Cetlin系とは,Guillemin-Sternberg により導入された旗多様体上の完全可積分系である。この講演では,Gelfand-Cetlin系のLagrangeファイバーのFloerコホモロジーとポテンシャル関数について述べる。また,旗多様体のミラー対称性との関係についても話したい。これは植田一石氏との共同研究による。

時間:
09/20 13:40-14:40
タイトル:
Gelfand-Cetlin系とLagrange交差版Floer理論
登壇者:
Yuichi Nohara (Kagawa University)
概要:

Gelfand-Cetlin系とは,Guillemin-Sternberg により導入された旗多様体上の完全可積分系である。この講演では,Gelfand-Cetlin系のLagrangeファイバーのFloerコホモロジーとポテンシャル関数について述べる。また,旗多様体のミラー対称性との関係についても話したい。これは植田一石氏との共同研究による。

時間:
09/20 15:00-16:00
タイトル:
Morse理論と3次元多様体の摂動的不変量
登壇者:
Tadayuki Watanabe (Shimane University)
概要:

円周上の曲面束である有向閉3次元多様体Mと,M上のファイバー方向Morse関数のファイバー方向の勾配ベクトル場ξに対し,アミダくじ的経路 (AL経路)というものを定義する。AL経路とは,ξの臨界軌跡の一部と-ξの流線を交互に連結してできる,M内の区分的滑らかな経路である。M内の閉じたAL経路を符号付きで数えることにより,曲面束MのLefschetzゼータ関数が得られる。また,AL経路の「モジュライ空間」により,MのZ同変配置空間における「同変プロパゲーター」が具体的に与えられる。同変プロパゲーターは,1次ベッチ数が正の3次元多様体に対する摂動的不変量の組み合わせ的な定義を与える。

時間:
09/20 16:20-17:20
タイトル:
Morse理論と3次元多様体の摂動的不変量
登壇者:
Tadayuki Watanabe (Shimane University)
概要:

円周上の曲面束である有向閉3次元多様体Mと,M上のファイバー方向Morse関数のファイバー方向の勾配ベクトル場ξに対し,アミダくじ的経路 (AL経路)というものを定義する。AL経路とは,ξの臨界軌跡の一部と-ξの流線を交互に連結してできる,M内の区分的滑らかな経路である。M内の閉じたAL経路を符号付きで数えることにより,曲面束MのLefschetzゼータ関数が得られる。また,AL経路の「モジュライ空間」により,MのZ同変配置空間における「同変プロパゲーター」が具体的に与えられる。同変プロパゲーターは,1次ベッチ数が正の3次元多様体に対する摂動的不変量の組み合わせ的な定義を与える。

時間:
09/20 17:30-
Discussion:
TBA
時間:
09/21 10:30-11:30
タイトル:
結び目の量子sl(2)不変量
登壇者:
Yasuyoshi Yonezawa(Nagoya University)
概要:

二つの講演で量子sl(2)不変量の構成を説明する。一つ目の講演では量子群Uq(sl(2))の表現論を復習し,結び目の量子sl(2)不変量の構成について説明する。二つ目の講演では3次元多様体の量子sl(2)不変量の構成について説明する。

時間:
09/21 13:00-14:00
タイトル:
3次元多様体の量子sl(2)不変量
登壇者:
Yasuyoshi Yonezawa(Nagoya University)
概要:

二つの講演で量子sl(2)不変量の構成を説明する。一つ目の講演では量子群Uq(sl(2))の表現論を復習し,結び目の量子sl(2)不変量の構成について説明する。二つ目の講演では3次元多様体の量子sl(2)不変量の構成について説明する。

時間:
09/21 14:20-15:20
タイトル:
頂点作用素代数のモジュラー不変性
登壇者:
Yusuke Arike(University of Tsukuba)
概要:

頂点作用素代数はBorcherdsおよびFrenkel-Lepowsky-Meurmannにより導入された代数系でムーンシャイン予想の証明に重要な役割を果たす。本講演ではVOAのモジュラー不変性について解説する。まずVOAの定義および典型的な例について解説する。次にZhuにより示された指標のモジュラー不変性について述べ,そのnon-rational (非半単純)な場合への一般化について解説する。

時間:
09/21 15:40-16:40
タイトル:
頂点作用素代数のモジュラー不変性
登壇者:
Yusuke Arike(University of Tsukuba)
概要:

頂点作用素代数はBorcherdsおよびFrenkel-Lepowsky-Meurmannにより導入された代数系でムーンシャイン予想の証明に重要な役割を果たす。本講演ではVOAのモジュラー不変性について解説する。まずVOAの定義および典型的な例について解説する。次にZhuにより示された指標のモジュラー不変性について述べ,そのnon-rational (非半単純)な場合への一般化について解説する。