稲葉太一です。2003-04-16 神戸大学で開かれている統計関係の講義の内、稲葉が内容 を概ね把握している科目について、以下に列挙します。 1.数理統計学  大教センターでの講義。以下の「数理統計学1」の内容  とほぼ同じ程度。 以下は、発達科学部の専門科目です。 2.数理統計学1  統計学の種々の概念の基本的性質について講義する。  確率、確率変数、確率分布、標本分布、検定、推定 3.数理統計学2  統計学の応用範囲について、「数理統計学1」の内容を  踏まえて講義する。  一標本問題、ニ標本問題、比率データ、分割表、  相関と回帰、分散分析 4.応用統計学1(多変量解析1)  多次元のデータについて、どのように捉えるかを講義する。  重回帰分析、主成分分析 5.応用統計学2(実験計画法1)  来年度は開講されない。  実験を計画する際に、効率的な実験の実施方法とその際の  解析法について講義する。  直交配列表、分割実験、多水準法、擬水準法 6.応用統計学3(環境統計学)  今年度は開講されない。  環境問題に登場する統計的手法に焦点を当てて講義する。  (詳細未定)  7.応用統計学4(多変量解析2)  多次元のデータについて、どのように捉えるかを講義する。  判別分析、クラスター分析、因子分析 以下は、総合人間研究科の講義です。 8.統計解析特論(前期)  多変量解析に必要な「線形代数」を最初に講義する。  その後、重回帰分析について、行列を用いて整理して話す。 9.統計解析特論演習(後期)  上の内容の後半。 以上です。 ---- INABA Taichi inaba@main.h.kobe-u.ac.jp